(1)
赤い三日月のレクイエム :
作詞/ヒトガタ :
1072_194
爆ぜて混ぜて 紡いで切った
歪な僕の物語
空想世界 卓上理論 キマイラの毒はいかが?
捨てて拾い 晒して抱いた
悲劇のお姫様気取り
悪役に 日は昇らない それがファンタジア
きっと最初から壊れていたの
比べるまでもない愛よ
雑音が心地良くて
欠けたオルゴールずっと鳴らしてた
白々しい ウェディングドレス
キミの血で黒く染めるよ
唄の意味に 気付いていたとしても
ピリオドと共に正される 僕らのファンタジア
(1)
首なしライダー :
作詞/メントスコーラ :
1072_190
返してよ、僕のそれを
気づかないうちに、消えていた僕の一部分
君たちが、遊び心で作った罠にかかった
惨めなライダーの命を、首を
迷惑なんてかけてない、ノーマルな僕の半身
それなのに、他人のせいで、他人によって
何故?どうして?
ピアノ線のそばに、おちている僕の首
さぁ、返してよ
君たちが奪った、僕の命を、首を
半身と一緒に縛られて
まだ、首を探し続ける
あぁ、僕の首はどこに
(1)
ペイント彼女 :
作詞/すね毛が花火で焦げた奴 :
1072_165
私に命を吹き込んだのは彼氏
私の彼氏は脳内でならテクニシャン
毎日 私の裸を描いて(かいて)
MYチン 光の速さで掻いて
私とラブラブなの
あの人は自分好みの女の子を描いて(えがいて)
飽きたら直ぐにポイ
あの日々を忘れたかのように
また新しい女の子作ってシコシコ☆
ペイント彼女 また思い出したら
ペイント彼女 何も無かったように
ペイント彼女 ラブラブな妄想
ペイント彼女 私が絵だからって
人権無くても真剣に付き合ってよ
私 あなたしか知らないのよ
(1)
やなわらばー :
作詞/流☆メト郎 :
1072_153<>sk10_426
走る車を指差して「ブーブーだよ」と言ったら
「自動四輪車ですけど」って返したあなた五歳
いたずらしたら夜中にお化けが来るよと言ったら
「どこで見張っているんだ」と家捜ししたね五歳
やなわらばー
クソガキが今日も口ごたえ
やなわらばー
口下手な私はただただ閉口
落ち込んでいるあなたにそっとコーヒーを差し出して
「止まない雨はないんだよ」って優しい笑顔で言ったら
「降らない雨もないだろ」って返したあなた十二歳
私はむうと唸り声「たしかに」とうなずく
やなわらばー
クソガキが今日も口ごたえ
やなわらばー
口下手な私はただただ閉口
十一月の中ごろ 年に一度の誕生日
今年も無事届きました 箱詰めされたボンレスハム
「花とかじゃないんだね」ってLINEで飛ばしてみました
「花は枯れるじゃん」だなんて照れくさそうな横文字
(1)
Leap Leap :
作詞/流☆メト郎 :
1072_152<>sk10_425
舟を漕いで どこへ行こう
手と手あわせ 誰かさんと
荷物持って 旅に出よう
風みたいに 雲みたいに
東からは 陽が昇って
当たり前に 朝が来て
馬車を引いて どこへ行こう
知らないものが あるといいな
Leap Leap 光が降りてきて
Leap Leap 天使が笑ってる
Leap Leap 「何も知らないで」と
Leap Leap 見慣れた顔で
火を囲んで 酒を飲んで
馬鹿なことで 腹を抱えて
背を預けて 共に過ごした
彼らはなんて 名前だったっけ