(1)
セカンド・リアリティ :
作詞/ウェル :
1074_36
煽り煽られて 慣れ親しんだ電脳空間
快楽求めて右方へ歩くか
お前ウザい 消えちまえ
全方位に無差別攻撃
それでもね ただ一つ
自分の保身に全力かけるよ
+他人の不幸は蜜の味
人間賛歌 人間謳歌
他人の不幸で飯がうまい
人間不信 七つの大罪
自分の欲望 剥き出しにした電脳遊戯
現実求めて左方へ歩くか
アレも嫌い コレも嫌い
好きなモノなんてナニもない
それでもね ただ一つ
批判する事に指先賭けるよ
他人の不幸は蜜の味
人間賛歌 人間謳歌
他人の不幸で飯がうまい
人間不信 二つ目の罪
+繰り返し
(1)
祭囃子と泡沫の町 :
作詞/ウェル :
1074_30
果樹園の中を突き抜けると 切羽詰まったカラスは言う
「何でもかんでもこの辺り」
世界中がお祭りだぜ にっこり笑った彼女は言う
「さぁさ私たちも急ごうよ」
泡沫風船吊し上げ 枯れた提灯に火を灯す
酔った金魚に笛の音を 錆びた看板に釘を打て
楽しいよ 笑えるほど
盛大に祝うのがこの祭り キミも誰かのため祝おうぜ
悲しい事など何もない ここにあるのは幸せさ
――――
トーテムポールを倒して言う これで経験値稼ごうぜ
「そうだね、そうしてみましょうか」
淀んで並んだ屋台の群れ 迷った風に彼女は言う
「どれを食べようか迷うよね」
すすんで金魚のフンになろう 流れが変わればキミが前
さあ一緒に食べようか 虹色輝く林檎飴
おいしいよ 泣きそうだ
この祭りはそう神様のため 生んでくれて「ありがとう」と
伝えるための儀式なのさ ここにいるのはキミと僕
キミと居れたなら幸せだ 役目が済んだこの町は
徐々に景色も褪せていく 次の町灯りを探しに行こう
(1)
ここは酷いインターネッツですね(他人事) :
作詞/コメコメ279 :
1074_29
今日も匿名で 空気とセックス
家族に冷たい目で見られても 決して止めないクオリティ
それが俺さ ネットの王様 リアルじゃ落ち武者 泣けてくるぜ
今日も部屋にて 元気にセックス
家族に軽く ドン引きされても 屈する事無いクオリティ
それが俺さ VIPの常連 噂じゃ常習 泣けてくるぜ
(1)
何処にでもいる :
作詞/メントスコーラ :
1074_27
くるくると廻るティーカップに
揺られながら、まわる風景に頭痛がひどくなる
炎天下に焼かれながら家族と周った遊園地
幸せを装って漂う
どっかのクソゲーみたいな、リア充見て過ごすだけの休日
君たちは自由で良いよね、みたいなめんどくさい心境を抱えながら
また、また、泥沼にはまってく
無限ループでどうしようもなく、漂う
回る、廻る、悪循環
他人の幸せなんて自分の不幸でしかないから、視界からシャットアウトする
面倒で複雑な人間関係の狭間で、除け者にされる自分がいて
あんな奴らみたいに幸せを装うぐらいなら
いっそ、消えた方が不幸じゃないよね?
あぁ、壊れた白馬が廻っている
(1)
黒猫は不幸を抱えたままに :
作詞/ウェル :
1074_23
黒猫が鳴いてる 塀の上で
不幸の証にされちゃって
可愛そうに 可愛そうに
黒猫が困ってる 塀の上で
横切るだけで不幸だから
渡れないよ 渡れないよ
誰かが決めた迷信を
信じる人がいる限り
黒猫は動けないのさ
誰かを不幸にしてしまうから
嗚呼なんて不幸なんだろう