(1)
夢みたいな夢の果て :
作詞/279 :
1070_123
気がつけば 君を追いかけていた
今さっき 別れたばかりなのに
猫のような 素早いその足取りで
18の若い女の姿で
どうしようもなく 切なくて
どうしようもなく 愛しくて
ただそれだけ 涙がこぼれそうな潤んだ瞳をこする
気がつけば 元のルート辿って
今さっき 笑顔の君を探す
女と言う 自覚も忘れたままで
初めから女だったと分かって
どうしようもなく 会いたくて
どうしようもなく 愛しくて
ただそれだけ 頭の先からつま先までビリビリしてる
どうしようもなく 切なくて
どうしようもなく 愛しくて
ただそれだけ 涙がこぼれそうな潤んだ瞳をこする
(1)
羽と化した鳥 :
作詞/279 :
1070_118
揺れる壁をよじ登って 塊をほどいて
羽と化した鳥のように 左 右へと浮いて
朝の事を忘れよう まばたきなどしないでも
嗚呼 これからも変わらないで
青い空を巻き戻して 湖に映して
羽と化した鳥のような 儚さを描いて
まよい事は忘れよう 枕元で疼いても
飽きっぽさのレンゲ草 束にして渡しても
嗚呼 いつまでも変わらないで
風の中をくぐり抜けて 陽だまりと遊んで
羽と化した鳥のように 光に反射して
ラララ…
(1)
ノーペインライフ :
作詞/規制用10スレ329 :
1070_83<>sk10_329
今日はなんだか頭が痛くて
昨日飲んでたワインのせいかな
今日はなんだか気分が重くて
昨日飛んでた世界はどこやら
知らず知らずに痛みを避けたら
先回りされて痛みが増します
瞼を閉じるたび眩しくて
目の前見渡せば薄暗く
足元疎かに駆け足で
確かな架け橋が落ちていく
(1)
秘密のまよい子 :
作詞/279 :
1070_76
進めない事は分かってるのに
どうして 僕らは どうして
隠せない傷を互いに舐めて
歩いて バラけて 歩いて
深くもない 迷路を まよい子みたいな足で
他愛もない笑顔の フリなら止めよう そして
終わらない旅は終わりを告げて
別れて 二人は 分かれて
寂しくないだなんて 嘘だと知っても ついて
姿のない鏡を 貴方に見せてあげるだけ
したくもない仕草を 玩具のように並べて
代わりのない笑顔に見飽きた風景 そして
途切れない糸に縛られたまま
歩いて バラけて 歩いて
進めない事は分かってたのに
どうして 僕らは どうして
(1)
小さいカミナリ :
作詞/279 :
1070_66
ほら君のせいだよ
空がお腹すかして 涙流してる
寝過ごした星座も
きっと大きな声で 彼を呼んでいる
辛い事全部 抱え込んでさ 地響きと柵(しがらみ)の区別もつかずに
干からびた服を取り込む時まで
己の未熟さ買いあさるなんて
嗚呼君のせいだよ
すぐに夜中になって 皮膚もただれてく
妖精のすがたで
細く小さな羽で彼を呼んでいる
甘い物全部 口に押し込み 下らない物差しで限界に挑む
気が付けば誰か恨んでいるかも
それだけを否定し続けているよ
ねぇ君の知らない空が背中を向けて 涙流してる
追い越した蟹座も ずっと先の埠頭で 彼を呼んでいる
嗚呼君のせいだよ すぐに夜中になって 皮膚もただれてく
いつもより素直になって 小さな街で さまよい続ける