(1)
宵の月が見えたよ :
作詞/279 :
1069_143-144
黒のペンでリボンの模様 複雑じゃなかったみたいね
解けるように 解けないように 守ってあげる
白いシーツ 鞄に入れて くしゃくしゃなカードは捨てて
はじけるように 味気ないようなフリして見せる
ねぇ 辛い事は 抜け穴から放り投げて
良くあるものじゃない
良くあるものじゃない
今は次のステップが 貴方を呼んでる筈だから
ねぇ 悪い人にならないから笑って見せて
良くあるものでも
良くないものでも
いつか恋のベールを 剥がす時みたいに触れて
宵の月が見えたよ モザイク越しに邪魔なんか飛ばして
膨れるように 含まれるように 包んであげる
ねぇ 今以上に 今ここから隣り合って
まだ傷物じゃない
まだ傷物じゃない
石の奥に隠された 光が浮いてく筈だから
ねぇ いつも通り 涙声で胸を張って
まだ本物じゃない
まだ本物じゃない
まよい道に繋がれた 答えが浮んで消えるから
ねぇ 疲れきって死なないでよ 誓って見せて
まだ偽物でも
まだ偽物でも
いつか恋のページを めくる時みたいに触れて
(1)
真実の実 :
作詞/279 :
1069_142
きっと それが答えだよ だって それが答えだもの
そして 僕は答えたよ それが 君の答えだもの
不可思議な水で 増えつづけて行く
僕 君だけの 真実
不規則な動きだけ 覚えてやろう
僕たちだけの 口実
ルルル…
そんな事で良いんだよ そんな筈で良いんだよ
損な事は無いんだよ 損な筈は無いんだよ
不器用な君は 笑う術もなく
でも 君だけは 必要
不可欠な要素 沢山あるだろう
そう 君にホラ あげよう
ルルル…
ルルル…
君はホラ 太陽
まよいそな 太陽
(1)
寺町通り :
作詞/279 :
1069_141
茶菓子の家々を過ぎて 馬車の無いゆるくて可愛いタイルを踏んで
逆走出来ない僕らは 賑やかな町と風情の庭であそぶ
都会の喧騒を離れ 花の咲く緑の足場で水玉浴びて
石像に手を振ってたら 美しい人に話し掛けられ 火照る
小さな看板に守られた この通りには
きっと何かがありすぎて だけども不思議と見当たらなくて
ココにある全てがはっきりと輪郭に映る
君と過ごした日々からも 大きく外れる思い出だけど
嗚呼
並木のあぜ道を超えて お日様がようやく僕らに負けを認めて
夕陽に生まれ変わってく 野良犬も猫も優しいうたで寝てる
どこかで嗅いだ事のある 懐かしい匂いが足まで伝わってきて
蔵屋敷まで駆けだして わざとらしい音を奏で そして笑う
小さな看板に守られた この通りには
きっと道標も無くて だけども不思議とまよい込まなくて
ココにある全てがはっきりと輪郭に映る
君と過ごした日々からも 大きく外れる思い出だから
嗚呼
(1)
九番目の大空 :
作詞/279 :
1069_140
きっと向こう側は 僕にしか渡れない
青空 太陽になれない 悲しいベーゴマ
君は婿と嫁の 区別しかつけれない
大空 なんだか気になって 始まる四コマ
数える事はしない だって それが愚かな行為と言う事
君にも分かる筈 そしてそれが大きな奇跡と言う事
九番目の空が見てる
九番目の空が笑う
九番目の空が光る
九番目の空が似合う
きっと向こう側は 君にしか見渡せない
青空 三日月になれない まよいのパノラマ
傷は惨く 皮は剥がれてさ 付けれない
大空 それなら樹になって 放つよプラズマ
教える事はしない だって それが大事な過程と言う事
君にも届くかな きっとそれが大したことではない事
九番目の空が見てる
九番目の空が笑う
九番目の空が光る
九番目の空が似合う
数える事はしない だって それが愚かな行為と言う事
君にも分かる筈 そしてそれが大きな奇跡と言う事
(1)
八方美人 :
作詞/279 :
1069_139
ありふれてきている 君は風になびく
フラフラ彷徨う 可憐な両手の武器でもって
零れた眼差しと お決まりの名指しと
キラキラ笑顔の 月日を過ぎれば虜になって
誰でも良いのかな それでも良いのかい
おんなじ高さから 遠くの道すがら
誰でも良いのかな それでも良いのかい
こんなに若くても 心はサル ケモノ
嗚呼 君と云ふ者はこまったモノです
騙される数々 君は罪な魅力
ブルブル震える 彼氏を両目でおびき出して
綺麗な手のひらと 付かない目の皺と
ピカピカ私服の 月日を過ぎれば鳥目になって
誰でも良いのかな それでも良いのかい
あんなに違うのに 素肌を撫でるよに
誰でも良いのかな それでも良いのかい
どんなに優しくも まよいを示すもの
嗚呼 君と云ふ者はこまったモノです
誰でも良いのかな それでも良いのかい
おんなじ高さから 遠くの道すがら
誰でも良いのかな それでも良いのかい
こんなに若くても 心はサル ケモノ