(1)
人の心 :
作詞/無楽 :
601_731
幼い記憶が見え隠れ
怪談聞いた後の闇
誰か何かが佇んで
薄ら笑いが見え隠れ
かたくなに目を閉じて 眠りへと堕ちてゆく
怪しく懐かしい 思い出
素晴らしきかな 人の心 御伽噺にあなたを聞いて
居るを 在るを 夢に見る 今は亡き 人の心
今は悲しき大人にて
夜も闇も怖くない
けれど何故か忘れえぬ
友の事 思い出す
香りたちぬ夕暮れに ヒグラシの泣く声に
怖くて懐かしい 鬼の影
素晴らしきかな 人の心
逢魔ヶ時の暗がり見れば 踊り 謡う 影を見る
遠い日の 人の心
素晴らしきかな 人の心
宵闇の中あなたを探し 丑三つ時にあなたを願う
あの日々の 人の心
悲しきかな 人の心
*編註/コメント: