赤とんぼデータベース

正しい事ばかり　信じて来たのかな
違う事恐れて　喧嘩なんかしてさ
みんな違うんだよ　思う事も全部
まずは認めること　から始めようぜ？

漂う五線譜を　久遠の夢に　乗せて行くから
誤った価値観も　水脈《みお》の流れに　含まれ一つ


間違う事ばかり　恐れて来たのかな
同じ事信じて　喧嘩なんかしてさ
みんな違うんだよ　信じるもの全部
まずは認めること　から始めようぜ？

漂う世界樹は　空を切り裂き　どこまで行こうか
正しい価値観も　水脈の流れに　含まれ一つ

漂う粒子乗せ　羊水注ぐ　女神のララバイ
全ての価値観は　水脈の流れに　含まれ一つ

ふらふら揺れて　楽しいのかな
浮足だって　呻いてる
「ああ楽しいよ　キミもどうなんて」
僕は遠慮　しておくよ

首吊りガールは　四肢を垂れ
狂ったような笑顔　見せてはゆらり
首吊りガールは　頭《こうべ》を垂れ
吐き出した呪詛が　染み付いた床


ぶらぶら揺れて　つまらないだろ
浮足だって　喚いてる
「ああつまらない　いっそ死んじゃえば」
僕は遠慮　しておくよ

首吊りガールは　舌を出し
はしゃいだ涙　見せてはふわり
首吊りガールは　空回り
軋んで揺れた縄が　ひも解いた謎

首吊りガールは　もがいては
傷だらけの首　毟ってはくらり
首吊りガールは　生きたかった
遠く離れた椅子を　睨んでおちた

屈折したんだ　心の在りようがさ
追い詰められて　屋上へ飛び出した

株価は暴落　カフカの快楽
人生転落　周りはお気楽

*どうすればいい　こうすればいい？
泣いてもいいか　笑ってもいいか？
答えてよ、ねぇ　君ならどうする？
教えてよ、ねぇ　ボニータくん


風船みたいに　心は浮足だって
詰め寄られて　金網が咽びだす

会社は破産　社会に降参
復帰を許さん　命で清算


ああすればいい　そうすればいい？
死んでもいいか　生きててもいいか？
答えてよ、ねぇ　君ならどうする？
教えてよ、ねぇ　ポニータくん

*繰り返し

眠りを誘う貴女の姿　どうか今宵は傍に居させて
吹き抜ける風　沈黙の闇　深く落ちてく　意識の海へ

辿り着いたそこは花畑　惑う心に火を灯そう
遠く見えた影目指して走る　白いリボンが彼方へ飛んだ

その少女は　儚く笑い
私、夢なの　覚めないで、ねぇ
夜明けの合図　鳥が唄えば
またいつもの　ベッドの上で


眠りを誘う貴女の姿　夜がくれた宝の箱は
君との出会い　地下室の夢　深く落ちてく　無意識の森

辿り着いた底は谷の中　僕を待ってる変わらぬ姿
二人は出会い確かめ合う　記憶はあるよ忘れてないよ

その少女は　微睡み笑い
私、寂しい　消えないで、ねぇ
夜明けの合図　汽笛が鳴れば
散り行く身体　ベッドの上へ

その少女は　夢の世界で
僕を、待ってる　泣いては、せがむ
夜更けの合図　時計が叫ぶ
また会いに行くよ　ベッドへ潜ろう

メスゴリラによく似ている
あの子はどこにでもいるただのデブ
メスゴリラによく似ている
口から言いようのない悪臭放つ

光の中に　夜を見つける　朝は来ない
過ぎ去る日々に　君を見つける　朝は来ない

リズミカルに人を殺す
ピストルを片手に深夜徘徊
リズミカルに人を殺す
つまらないつまらない←自己紹介

輝く世界　薬を飲めば　回る視界
止まらぬ嘔吐　薬を飲めば　朝は来ない

報告連絡相談したって　怒鳴られて　シ・タ・ウ・チ

大の字に倒れたらそこで終わり
上司の浮気相手それは私
僕が全て　僕が全て　僕が全て
僕が全て　僕が全て　朝は来ない