(1)
招かざる客降るべからず :
作詞/にんぢん :
303_108
もう直ぐ春だねと言った所で
返事をしてくれる人はいなくて
季節はずれの寒い日が来て
僕の心までも凍らせる気なのか
気付いていたんだ昔から
歓迎されるかされないなんて
僕を望むのは飼い犬くらいで
走る四角には嫌われてるけど
そろそろ堕ちる時が来た 季節はずれの寒い日に
僕を振り落とす重力が にんまり笑って引きずってきた
忘れてたんだ最近は
望まれてるのか違うのか
僕を恨むのは空を向く四角で
走る子供には望まれてるの?
そろそろ辿り付けたかな 季節はずれの白い壁
僕を溶かしてく太陽が 雲の隙間から顔出してきた
僕はまた昇る 青空へ
僕はまた降る 地面へと
冷たい地面に叩きつけられ
そろそろ堕ちる時が来た 季節はずれの寒い日に
僕を振り落とす重力が にんまり笑って引きずってきた