(1)
KIR哀歌 :
作詞/ウェル :
1074_56
誰かが泣いてる声がする それは自分のモノでした
誰も助けちゃくれないな 一人ぼっちの昼食さ
体育の時間は先生と そんな僕をあいつらが笑う
陰口じゃない陰口を 聞こえないふりをして
ポケットの中静かに 握り拳をつくったよ
修学旅行の班決めも 邪魔者扱い慣れっこさ
手を差し伸べてくれる人なんて 誰一人いなかった
人間不信になったのは ほかならぬ自分のせい
誰よりもまず自分の事 嫌いなのはお前らのせい
夕暮れは僕の心 カラスの声が寂しいな
草臥れたイヤホンを 両耳に押し込めた
生きてて楽しい事 これっぽっちもなかったよ
死ぬ勇気もないくせに 誰かを傷つける事も
裂かれた教科書 菊の花
黒板一面 悪口が
嫌な事だらけだけど 少しだけ優しく
なれた気がした それだけでいいや