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消しゴムって美味そうだよね ：
作詞/ウェル ：
1070_646
消しゴム食べた 甘い味がした
一日三食 欠かさず食べた
心に消しカス 溜まるの知った
それでも食った こっそり食べた
消しゴム一つ 食べるたびに
身体の先端が 薄く透けてきた
見えちゃいけない 背景がうっすらと
僕は嬉しくて ますます食べた
消しゴム食べた ゴムの味がした
いつの間にか 食えなくなった
口に含むと 嗚咽が漏れた
噛もうとしても 噛み切れない
消しゴム一つ 食えないたびに
身体の先端が 色を帯びてきた
それでも僕は 消しゴムを愛でた
こんなに美味そう だけど食えない
消しゴム一つ 食おうとすると
胸が熱く 苦しくなった
消えたくないと 叫んでいたんだ
ごめんね僕は 鉛筆齧った