(1)
一人きりランナー :
作詞/ウェル :
1070_644
小さなフィールドで 膝抱えて泣いてる
足跡が見えるなら その道は埋まってる
何年も何年も 描き続けた跡だから
丸い空を見上げ 焼けたゴムが鼻腔を
キミは全力で精一杯 走ってただろ
円盤を何周も一所懸命 廻ってただろ
忘れたのかその道のりを 駆けてただろ
思い出せその脚が覚えてる 忘れられないだろ
線上の先に見えた 膝を抱えて泣いてる
かつての自分の姿 その道は閉ざされる
幾度なく幾度なく 使い潰したスパイク
丸い空を見上げ ピストルの音が鼓膜を
曲がらなくていいよ ただ走ればいい
振り返らなくていいよ 前を向けばいい
忘れるなその道のりを 心に刻め
思い出せその体躯が覚えてる 忘れられないだろ