(1)
暗闇の灯火 :
作詞/ウェル :
1058_661
私の姿は貴方には見えないの
闇を削り取った光の影
あんなにも二人はお似合いだったのに
掌の温もりだけが道しるべ
歪だった足取りすらも やがて確信に変わる
歌うよ 雨が斜線を引くように
導きながら 繋いだ手
笑うよ 雲がモザイクだったように
勿忘草はどこへだって
二人並んで座った海沿いのベンチ
潮の匂いが宝の地図
あんなにも二人はすれ違ったのに
掌の温もりだけでどこへなりと
歪だった関係さえも やがて信頼に変わる
走るよ 雪が虹色のように
アザレアのような 蝋燭の灯
踊るよ 二人は一つだったように
手を取り合って雲の先へ