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桜の巫女 :
作詞/279 :
1035_279
花は貴方で 貴方が花と オリガミ片手に呟いた
桜を待って 木陰で散って アマガミまがいの接吻(キス)をした
いつか消えない物を抱えて
貴方はどこへ行くのでしょう
五日 六日の旅路を終えて
貴方の跡を辿るでしょう
花の言葉を 言葉の華に 変えるは小鳥の数え唄
桜になって 儚く散って 浄瑠璃みたいな夢をみた
どうか貴方よ胸に手を当て
背負ったものを外しましょう
十日 十月の流れの中で
纏ったものを脱がしましょう
今も貴方は髪を濡らして
霧の奥へと行くのでしょう
桜花(おうか) 謳歌が聞こえたならば
私は後を辿るでしょう
*編註/コメント: