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エイプリルフールの幻 :
作詞/提訴 :
1035_176
ほら吹きの少年がまた今日も嘯いた
「あの漫画が打ち切りになるらしい」
たまたま打ち切られていったその漫画のせいで
少年のあだ名がヨゲンシャになってしまった
それからその少年は 事ある毎に嘯いた
いつからかすべてが本当になっていく
少年は考えた 「世界なんて滅びればいい」
ある日から 世界は おかしくなっていった
太陽から離れて 月が欠けたままで
僕のせいだと少年は 泣いた
そんなはずはないんだと タカをくくっていようが
言霊の力が少年の首を絞め殺す
ある朝目が覚めたら 全部ウソだったらいいのにと
言霊の力で少年の首を絞め殺す
全部ウソさ ほら吹き少年はまだ
全部ウソさ エイプリルフールの幻