(1)
円の心 :
作詞/無楽 :
1033_281-282
Creativeとは
豪華絢爛な事じゃない
喩えれば 盃を満たす酒の澄み
中には遊ぶ ひとひらの桜
そんな些細が 何故か嬉しく
春を言祝ぐ 貴女そのもの
Sensitiveとは
疑心暗鬼な事じゃない
思えれば ひぐらしの騒ぐ竹林
奥へと誘う 夕暮れの薫り
そんな些細が 何故か妖しく
夏を夢みる 童そのもの
日々一日を 丁寧に生きて 花に嵐の喩えに泣くんだ
千年を跨ぐ美意識が在る それは日々の些細の中に
五感鋭く 心は丸く 世は無比の楽を誇る
Aggressiveとは
談判破裂の意味じゃない
言うなれば 人も通わぬ山の奥
燃ゆるが如く 鮮やかな椛
そんな些細が 何故か寂しく
秋に一人の 独りそのもの
Negativeとは
諸行無常の声じゃない
願わくば 雪に型どる白兎
寒月の夜に 跳ねるを想う
そんな些細が 何故か侘びしく
冬に椿の 無念そのもの
日々一日を丁寧に遊び 月に雲の喩えを観るんだ
万年に紡ぐ美意識が在る それは日々の些細の中に
五感鋭く 心は丸く 世は無比の楽を誇る