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鯉占い :
作詞/規制用8スレ938 :
1009_46-47<>sk8_938
最近フった初彼が私に残していったもの
それは去年の夏祭り 射的で彼が撃ち落とした鯉のペアストラップ
全然かわいくない つけたくないって言ったのに
どうしてもって言うから しょうがないからつけた 錦鯉(にしきちゃん)
恋よ来い 恋よ来い
そう願ってできた初彼
恋よ来い 恋よ来い
鯉だけが私のところに残った
アルバムをめくって思い出を振り返ってたら
涙が止まらなくなって ベッドにふせた
いつのまにか夢を見ていて 目の前には怪しげな扉
勝手に扉が開いて 机の向こうに立っていたのは
あのかわいくない 錦鯉(にしきちゃん)
「鯉占いにようこそ。まあ、そこに座りなよ。さあ、カードを引いて!…うんうん、なるほど。彼との相性はバッチリじゃん。どうして別れちゃったのっ!」
鯉に占われた 錦鯉(にしきちゃん)に占われた
引いたのは真鯉のガード 彼のつけている真鯉(まごいくん)と同じだった
「ほんとはまだ好きなんじゃないの?」
目が覚めたとき 私の右手は握っていた 錦鯉(にしきちゃん)を
家を飛び出して 彼の家に向かって走る
街の灯りがついた クリスマスの飾りもきらきら輝く
想いを伝えたい もう一度やり直そうって
恋よ来い 恋よ来い
そう願ってできた初彼
恋よ来い 恋よ来い
あなたに会いに 今行くわ
玄関から出てきた彼は真鯉(まごいくん)のストラップのついた携帯を握っていた