(1)
ベンチにて ：
作詞/279 ：
895_507
被った帽子の行方は未だ知らない でも儚くは無い
となりに座る
彼女の犬に
パンをあげる人になりたい
向かって左の菜の花 空を見ていた また笑顔の風だ
ボールがドラム
みたいな音を
バンと出して疲れて眠る
「外はこんなに晴れても 僕の心は晴れない」なんて事はもう終わり
秋を待つのがいつまでも楽しい
だから君も僕も貴方もアイツも笑う
笠懸通りの電気が鳥と遊んでる ああ僕も混ざりたい
十三色の
絵の具になれた
ならば 君の色に染まりたい
いつもゆりかごのような 気持ち揺れて解けない そして僕はふわふわり
シャボン玉から零れだすスモモと
この場所から届き始めた日差しと匂い
「外はこんなに晴れても 僕の心は晴れない」なんて事はもう終わり
秋を待つのがいつまでも楽しい
だから君も僕も貴方もアイツも笑う