(1)
早咲き :
作詞/タイムラム :
842_141
真夜中に ぽとりと落ちる
溜め込んだ 悲しみの雫
伝った清らかな葉がうなだれている
枯れないでやってきたのに
早咲きの花さえ見えず
新芽はまぶしいほどに輝いている
見られたくもないと陰に置いて
光を当てることもなく自信は失せるんだ
弱い僕に微笑み植えて
一緒に見つめる君の強さ
乾ききった 涙に飢えた
僕の身体は君のくちびるに 風を送る
君が僕を照らすのなら
僕もなにかをあげていたい
人がそれをそう呼ぶのなら
僕は愛というものをあげたい 風が撫でる
弱い僕に微笑み植えて
一緒に見つめる君の強さ
乾ききった 涙に飢えた
僕の身体は明日に明くる陽の 中にあった