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湿ったくちびる :
作詞/279 :
826_63
痩せこけた顔がこんなに愛おしいのは 僕が君と同じ生き物だったから
恥ずかしいセリフも惜しげもなく言えるのは 君が僕をずっと見ていてくれたから
ねぇどうしてだろうか 君以外が何も見えない
髪の毛 唇 その仕草 僕だけが見ていたい
染みついた声があんなに甘く聞こえるのは 僕と君がちゃんと繋がっているから
苦しみも悩みも 遠慮も無く言えるのは 君が僕の事を隅まで知ってるから
ねぇどうしてだろうか 闇雲すら透けて見えない
切なさかみしめ歩くのも 別にそんな悪くない
ああどうにもこうにも 上手くなんていく訳がない
でもその口笛 聞いてたら 何もかも潤うのさ
君が僕をずっと見ていてくれたから