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ハチミツ勇気は嘘の中 :
作詞/にんぢん :
810_273
洒落た出窓が模った まあるい形の陽だまりの中で
私に何を伝える気なの
しょんぼり 勇気を置いてきて
甘さだけじゃ物足りないって レモンを紅茶に混ぜてみて
これが大人の味なんだよって 年下の癖に 大人ぶって
ハチミツ勇気は 歌の中
甘ったるくても重要なんです
そのハチミツをいっそ私の体に
そのままハチミツになって 甘く 甘く
古い小瓶は汚れてて 新しい布きんで磨き上げたら
昔の記憶を思い出すのよ
ちゃっかり 勇気も持ってきて
三日月だけじゃ寂しそうだから 涙を空に混ぜてみて
今日からこれで寂しくないよって どこで読んだの その台詞
ハチミツ勇気は 瓶の中
溜めてるだけじゃ意味が無いんです
その瓶の中にいっそ私の体を
そのまま溶け込んで 甘く 甘く
ハチミツ勇気は 嘘の中
ほんの少しを隠し味にして
その嘘の中にいっそ私の本音を
そっと混ぜ込んで 甘く 甘く