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No.19047 ( 詞リスト )
(1) 稀源作詞/無楽794_13-14
春のあの日を知る花の兄
それとも見えず緋の司
秘するが梅と言うに及ばず
ハナにつくのもまた然り

夏のあの日に聞く馬鹿囃子
蝉の時雨に見る竹の青
香り立つ日の陽炎に浮く
誰も彼もが懐かしい

そこに己の源が在る
そう信じて止まない人と
千年をのみ交わしたい
後の事など省みもせず

四角四面のこの世の中に さよなら三角 また来て四角
次は半か丁かと賭けて 願う貴方は 哀しけれ

秋のあの日と云う紅葉狩り
枯れ木も山のにぎわいと
悔し紛れの一念さえも
赤や黄に良し すべからく

冬のあの日と泣くもがり笛
声を無くしてただシクシクと
風に隠れてただ粛々と
散れる木の葉の裏表

そこに私の源が在る
そう詠って止まない人と
万年を添いあかしたい 
末は互いにこの姿なら

四角四面のこの世の中に さよなら三角 また来て四角
次は花か蝶かと惑い 選ぶ貴女は 楽しけれ

四角四面のこの國の名は 日出ずる処 日の出ずる本
兎角不思議の縁を以って ここに生まれて ここに死ねて

次も次もそのまた次も この薄紅に かえりたい

この日の本に かえりたい
稀源(キゲン)