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我骨連 :
作詞/無楽 :
786_190
物事の本質は かくも掴み難く
才覚はいずれも 井の中の蛙
聞くに秀でず 見るに優れず
ツンボメクラが夢の跡
声はすれども姿は見えず
その有り方に憧れて
凄まじき感性で 春の日を遊び 甚だしき個性で 冬の日を愁う
この沙汰の限りを 骨になるまで楽しめ さすれば世は 事も無し
人心の根源を 騒がせて止まない
歳月はえてして 覆水の権化
行くに能わず 帰るに如かず
カタワチンバは夢の内
今日も狂とてうつりにけりな
その在り方に憧れて
凄まじき感性で 夏の日に遊び 甚だしき個性で 秋の日に愁う
この沙汰の限りを 骨になっても楽しめ さすれば世は 事も無し
有るまじき永遠を 花の日に見れた 在るまじき凄艶を この四季に魅れた
この沙汰の限りを 身の終わりにも楽しめ これぞ人の 幸なれば