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雪解け :
作詞/717スレ165 :
717_165
冷たくなった地図を鞄に押し込む
歩き疲れて 一人休むベンチの上で
懐かしいバスを待っている
雪が積もった心を胸に押し込む 無駄に大きな校門はすぐ見つかり
今も変わらず 木々並ぶ景色の前に 古びた心 開けてくれる鍵は此処に?
季節外れの桜想う そっと感じて瞳閉じる
あの日から僕は成長できたのかな 雲間から漏れる光に包まれていた
窓の外 雪白の山に 空白の心重ねる 思い出と 戻りし時に舞い落ちる桜の雪が
いつか消えた筈の火が灯った気がした 一つ一つ地に落ちては心に染み込む
ドアの外 頬触れる雪に 暖かいものを感じる 重いねと 背負い込んだ荷物そっと下ろしてくれた
心の何かが溶けた気がしたよ あの日置いてきた心 見つけたよ
やがて無くなる足跡残してバスに乗りこんだ
でもそれでいいんだ
帰り道 地平線超えて目指す場所ははっきりと
僕の目には迷いなく映っている
ありがとう あの頃の気持ちもう忘れないだろう
この道を突き進む そう誓ったよ