(1)
クレーター :
作詞/ものぐさ大臣 :
702_28
背中に背負うは 十字架で
荊の道は 素足でも
臆病風に吹かれるものの 幾度も立ち上がる
地獄街道 歩いてて
周りに咲くは 彼岸花
三途の川の 向こう岸は
あまりに広く 見えたものだ
手の甲に刺さる 釘を見て
もがく気力を 抜き取られ
それでも月を見上げたなら 幾度もあがきだす
烏の巣の中 走り抜け
周りの視線 冷ややかで
足元に見る 自分の影は
あまりに黒く 映るものだ
不思議なことにも この世には
理不尽が通る 道がある
正しい言葉吐きだしても 幾度も無視される