(1)
鬼の作法 :
作詞/無楽 :
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奥ゆかしきに貴女を知るは
所作に通う 血の鮮やか
袖を引くにて心の声が
目にも楽しく悲しく映る
秘めるが華といたづらに 牙は心の下にこそ
見えて隠れて 隠れて見えて
是 鬼の作法かな
見目 麗しく君 鬼とあるべし なればこそまた いとおしく
凛 胸に抱く君 鬼となるべし だからこそただ いとおしい
つく三つ指の白きを以って
頬に紅を 添える不思議
次に貴女が覚える色の
黒は黒が故に恐ろし
知らずが華とよこしまに 角は心の内にこそ
在るがままにと 成すがままにと
是 鬼の作法かな
音 凄まじく君 鬼となるべし なればこそまた 美しく
声 芳しく君 鬼とあるべし だからこそただ 美しい
牙は心の下にこそ 角は心の内にこそ
是ぞまさしく 是ぞ即ち
嗚呼 鬼の作法なり
仲 むつまじく君 鬼となるべし なればこそただ ひたすらに
永久 過ぎてなお君 鬼とあるべし なればこそただ ひたすらに
愛をして