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ラビット・ダウト :
作詞/628スレ88 :
628_88
運命のせいにするなら少しは楽なのに
どうせなら激痛を選んでしまう癖がある
追い込まれた鼠は猫を噛むだろうが
多勢に無勢とは言え哀れなのはどちらだろう
今日もまた一人の男が毒でコロされた
セカイ系小説の読み過ぎだと笑われた
モニターに映ってる被害者と見比べて
どっちがより死んでるかなんて簡単な話
指差され陰口の中で歌ってる
饒舌な神は見て見ぬフリ決め込む
「どうにでもなれこんな世界なんて」
まるで被害者面の演劇であり
この場で誰が死んでも誰か殺しても
大人になる言い訳で済んでしまう嘘
心から抽出された甘い劇薬を
一口飲み干せば輝いた世界
交換条件に差し出した不安と焦燥・喜びと非現実
目の前で破り捨てられた不在通知 僕はここにいるってのに