(1)
足おと :
作詞/カリバネム :
552_39
笑いながら 憎みあえたのが
生まれたばかりの 不思議なとこ
埃をかぶせておいた後で
勝手に壊れた 招き猫
赤いジャージの袖をはみ出して
荷造りするような長話で
怖いものは何もなかったよ
愛してくれたの 覚えてる
奇跡はいつでも今でも どこでも起せると思ってた
おなかが空くのを邪魔するものはない 棒切れの女の子
誰かの過ちをつくるたび
えらそうな顔して 鏡の前
ネバネバの夜には新しく
泣きまね覚えた 冬の後
心のありかは 今でも小さな二つの蕾でしょ
手垢にまみれたふりなどもうやめて 真っ白な女の子
ありがとう いつでも今でも どこでも足おと聞こえるよう
おなかを空かせた背中に届くよう ぺたぺた女の子
心のありかは 今でも小さな二つの蕾でしょ
手垢にまみれたふりなどもうやめて 真っ白な女の子