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妹「作曲できる奴ちょっと来い」 [354スレ]
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] : 2008/06/06(金) 17:20:52.47 ID:jJrfxXXP0
この町に唯一ある病院は白一色で、よく言えば清潔感に溢れているが、悪く言えば殺風景だ
そんな病院の中に会って唯一彩を放っているのが中庭の桜の木だった
この2階の窓は、そんな淡いピンクで埋め尽くされている
普通の奴なら鮮やかさに見惚れるかもしれないだろうが、ここが病院だからだろうか、あまりにも儚いイメージしか想起させられないのだ
「・・・・・・おにいちゃん?」
ふと、そんな心の中の寂しさに気づいたのか、妹が俺にそっと声をかけた
俺は窓辺に立って桜の木を眺めていて、妹はベッドの上から俺のことを見ていた。病人は俺じゃなくて妹だった
妹は、心配そうに俺の顔を覗きこむと、励ましたいのか、ぱっと花開き咲き誇るかのような笑顔を見せた
その笑顔が、あまりにも、儚い桜の花と重なってしまい、俺は思わず涙を零しそうになる
重なるのは、それだけじゃない
この桜の花が葉桜になり、その彩を失うのと同時に、妹も・・・・・・
「・・・・・・ねぇ、おにいちゃん・・・。わたしね、お願いがあるの」
笑顔を見せても俺の気持ちが晴れないのを気にしてか、妹は甘えた声でそう言った
俺は、妹の頼みなら何でも聞くつもりだ
そうすることしかできない俺には、それが唯一の救いでもある
妹は、少し恥ずかしそうに照れながら、枕の下から一冊のノートを取り出した
「あのね、わたし最近、歌詞を書いてるんだよ。それでね、おにいちゃん・・・。おにいちゃんに・・・作曲・・・してほしいんだ」
妹のその言葉を聞いた途端、俺は胸をハンマーで叩かれたような、そんな胸の苦しみに一瞬思考がとまる
俺は昔、作曲をしていたが、ある時挫折して一切の作曲を止めてしまった
妹には作曲していた姿をよく見られていたが、覚えていたのか・・・
「・・・ダメかな?」
不安げに、妹はそう聞いてくる。もちろん、考えるまでもなく答えは出ていた
俺は思わず妹を抱きしめていた
「ああ、するよ、俺。作曲するよ」
「ほんと・・・?うれしい・・・!!おにいちゃん!!わたし、歌うね。おにいちゃんの曲、精一杯歌うから!」
作曲したからといって、何かが変わるわけではないだろう。だけど、それで何かは残せるはずだから・・・・・・

妹のために、皆も作曲してくれないか?
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■避難所  http://jbbs.livedoor.jp/music/21567/

51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] : 2008/06/06(金) 21:28:46.29 ID:tDffy3oN0
液体のりなら経験あるが。

そこまでやったことはねぇよ。
農薬とか農薬とか農薬とか。


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