作曲できるVIPPERちょっとこい [306スレ]
- 537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [] : 2008/04/09(水) 10:18:09.75 ID:tFzRSXjd0
- *午後 詩・なのもとに
触れたのかどうか、36度5分。
気だるい重さ。引きずる足は
地面で擦れ、磨耗していく。
ああ、そうして地面が近づいて
絶望も希望も遠くなる。
背中に感じる君の吐息
ドープのように深く、遠くに
僕の意識をいつも、かどわかして
君以外のことを、もう
どうでもよくさせてゆく。
目蓋に感じるオレンジ色
横顔と混ざり、輝いて
僕の意識はどこか、せわしなくて
君だけのことを、ああ
君以外のことを、もう
どうでもよくさせてゆく。