作曲できる奴ちょっとこい [30スレ]
- 4:愛のVIP戦士 [] : 2007/01/27(土) 17:25:29.90 ID:2UuFW9vt0
- (>>1のつづき)
カエルをはじめとする両生類は約20年前から世界中で減少中だ。
その原因としては、環境破壊や化学物質による汚染、感染症、
紫外線の増加などが挙げられている。
日本でもカエルの減少傾向は目立っていた。松井正文・京大教授によると、
主な理由は、山野の開発や水田の減少であるという。
専門家はツボカビの国内侵入を警戒していたが、輸入種とみられる
外国産カエルでついに発症例が出てしまった。衰退傾向にある自然界の
カエルたちの間にツボカビ感染が拡大すると、種の存続にかかわる
致命的な打撃となりかねない。
感染したカエルの死体を野外に捨ててはならない。飼育していた
水からも感染するので、ペットとして飼育している人は、
水の処理にも十分な注意が必要だ。
ツボカビは、カエルの皮膚のケラチンというタンパク質を食べて増えるので、
感染した個体は皮膚呼吸が妨げられて死に至る。飼育している人は、
カエルに異常が見られたらすぐに専門家に相談することが必要だ。
温暖な地方ではこれからヒキガエルなどの繁殖期を迎えるが、
この時期には自然死や、車にひかれて死ぬ例がかなりある。
それをツボカビ症と間違えて無用の混乱を起こすことは避けたい。
環境省は事態に迅速に対応し、正確な情報普及に努めることが必要だ。
(論説委員・長辻象平)
(2007/01/12 02:20)
http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/070112/kgk070112000.htm