(1)
キャンバス :
作詞/つるかめ :
547_36
今日は何にもやれなくて
例えるのなら
そう、白のキャンバス
でも頑張って何か描いても僕の筆はまた白を塗っちゃうんだろうな
誰も気付いてくれない
僕が頑張って描いたのに
誰も気付いてくれない
見えないものは信じてくれないの?
でも仕方ないね
僕は白い絵の具しか持ってないんだから
いつか虹色の絵の具を
持ってる人がやってきて
僕の白紙のキャンバスを
七色に染め上げてくれる
気づかせてくれたのは
虹の架け橋渡ったあなた
気づかせてくれたのは
色鮮やかなあなた
早く会えると嬉しいな
七色絵の具のあなた
(1)
AIR LIFE :
作詞/つなぐ :
547_54
誰かの真似事をして 生きてるフリをしてる
蚊帳の外から 覗きこんで 気付いてくれって手を振ってる
誰かの記憶の中 刻まれない歴史がある
お前あんときいたっけ?って 空気みたいにいつもいたよ
ここにいるよ そばにいるよ 伝えたい事があるから
声が届かなくならないように 世界の片隅にいるよ
ここにいるよ そばにいるよ 聞きたい言葉があるから
声が聞こえなくならないように 視界の片隅にいるよ
誰かの真似事をして 歌ってるフリをしてる
金網の向こう 覗き込んで 見知らぬ顔が通り過ぎる
誰かの心臓の音 刻まれない鼓動がある
ねえあの人誰だっけ?って 君の為に高鳴った胸
ここにいるよ そばにいるよ 伝わらない事があるから
声が枯れてしまわないうちに 世界のど真ん中で歌う
ここにいるよ そばにいるよ 聞こえない言葉があるから
声が震えてしまわないうちに 視界のど真ん中で歌う
いつか君に 胸の奥に 伝えたい事があるから
息が止まるその時まで 世界の空気でいいよ
いつか君の 胸の奥の 聞きたい言葉があるから
息が震えるその時まで・・・
ここにいるよ そばにいるよ いつでも空気はいるよ
(1)
塔 :
作詞/547スレ65-66 :
547_65-66
太陽に向かって伸びる 雨雲を突きぬけ伸びる
月の色に良く似ている 真っ白な塔が
この塔の天辺に 神様がいるんだと
御伽話の行方を 信じたりもしたんだ
自分自身を どこか認めたくて
いつの間に 僕は 駆け出してたんだ
塔に登っていくんだ 塔に登っていくんだ
その先に何が あるかは分からないけど
塔に登っていくんだ 塔に登っていくんだ
先には何も無いと どこかで気づいてた
この塔の天辺を 目指した道の途中
窓に覗く幸せが どこか輝いて見えた
自分自身を 何度見つめなおし
いつの間に 僕を 止められないんだ
塔に登っていくんだ 塔に登っていくんだ
その先に何が あるかは分からないけど
塔に登っていくんだ 塔に登っていくんだ
先には何も無いと どこかで気づいてた
塔が崩れていくんだ 塔が崩れていくんだ
泣きながら少し 安心したりもしてた
塔が崩れていくんだ 塔が崩れていくんだ
追いかけた夢に サヨナラ告げるんだ
(1)
先生怒らないから、黙って手を挙げなさい :
作詞/547スレ70 :
547_70
ある日のホームルーム
先生 大激怒
様子を伺うと
吉田が泣いている
どうやら吉田の給食費
盗まれたらしい
こっちみんな こっちみんな
お前らなんだよその目は
こっちみんな こっちみんな
ちがうよマジで俺じゃないって
「先生怒らないから」
いやもう切れてるし
周りはジト目で
こちらを睨んでる
こっちみんな こっちみんな
身体検査がはじまった\(^O^)/
こっちみんな こっちみんな
ちがうよマジで俺じゃないって
そのあと普通に 落し物で届けられてた
(1)
monochrome :
作詞/547スレ72 :
547_72
色の無い世界 君はここで生まれたね
鮮やかな花も この青空も 君には必要なかった
差し伸べられた体温は冷めていくしかなかった
やがて気づく 白と黒の狂気じみた道標に
この無機質な感覚に僕は慟哭する
不条理な朝 その感覚に違和感を覚えた
抜け落ちていく色彩
視界を埋めつくしていく黒い罪悪
意味も無く来てしまった 何も無い部屋
朽ちた花は宙を漂い 蒼褪めた月光が嘲笑う
忘れていた感情を思い出し 涙を流す
熱を帯びた極彩色が僕を飲み込んだ
何もかもが剥がれ落ちて 風とともに消えていく
射し込めた光の中で君と僕は再び出会う
何もかも捨て去って ようやく理解出来た
無機質な日常と別れを告げ 扉を開ける