(1)
星駆け :
作詞/504スレ57 :
504_57
靴下をベランダに干したら
流れ星が空から降ってきて
翌朝 中を覗いたら
凍った星が光ってる
そんな夢みたいな話
今夜も唄いながら
ベランダに干し掛けるの
私の靴下
星形クッキーを添えて
(1)
ココアが飲みたいな :
作詞/504スレ58 :
504_58
優しい痛みは
貴方の笑顔を見たとき
胸の奥の下の辺が
優しく重くなる
悲しい笑顔は
貴方の恋人見たとき
喉の奥の下の辺が
悲しく笑いだす
冷たくしてくれればいいのに
何故 今もからかってくれるの冬の寒さのせいにして
「暖めてよ」なんて言えないよ
ココアが飲みたいな
甘い香りで眠りにつきたい
きりのないワガママはおやすみそれで全て終わりでいいの
ココアが飲みたいな
甘い香りで眠りにつきたい
止まらない後悔は忘れて
そしてまた甘い夢見たい
(1)
大きな楠の下で :
作詞/ラッコのおじさん :
504_83
大きな楠の下で
あなたとわたし
たのしく遊んだね
大きな楠の下で
大きな楠の下で
話したことは
秘密の思い出に
大きな楠の下で
大きな楠の下で
あなたの部屋へ
続いた道はもう
大きな夢の影の跡
(1)
ない :
作詞/504スレ104 :
504_104
ないから
ないから
なんにもないから
ないから
ないから
とにかくないから
ないから
ほらいろいろ
ないから
ないから
ないからね
ないんだ
ないよ
ないよ
ないよ
ないよ
ないよ
ないよ
ないよ
ないよ・・・
(1)
十円玉に穴を掘る :
作詞/タケノコムシ :
504_134
朝日が昇ったら目を覚まして
黒い十円玉に穴を掘ろうか
毎日少しづつナイフで削って
いつか小さな穴を作ろう
照る日も雨の日も休まず
毎朝の三分間を費やして
ときに指を傷つけたりしながら
穴はついに貫通した
綺麗にヤスリで磨いて手のひらに載せる
穿たれた十円玉は満月の光を受けてキラキラと光る
十円玉の色は黒いままだったけれど
その穴を覗き込めば僕の暗い日々にも一筋の光が差し込む
次の日、僕は貨幣損傷の罪により逮捕された