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海に墜ちた僕のケーコ :
作詞/217スレ70 :
217_70
君と出会ったのはつい去年の暑い夏
小綺麗な部屋で佇む君をそっと
掬い上げたあの眩しい真夏日
あれから僕は君からいろんな事を聞いたね
仕事も君から貰ってきたし
彼女のゴキゲンも君から僕に伝わる
冬の寒い日は君と一緒に電車に乗り
ポケットの中で君と一緒に手を繋いだ
僕の大切なケーコ
愛とか友情なんかじゃ表せない感情
僕から君に伝えるよ
たくさんの気持ち、ここから
ありがとう
事件が起きたのは君の暑い誕生日
あれから一周年たったよ、おめでとう
お祝いに僕と海へ行こうか
陽射しを全身で受け止めに行こう
水を弾く君の素肌が 僕のポケットの中で揺れる
夢中で水をかく僕は君が一人で飛び出したのに気付かない
ただ一人、海に堕ちて行くケーコ
ああやさしい君は泳げない
海から上がり僕は君の事を初めて知る
君の手を離してしまった僕は愚か者
ごめんなさい 君を大切にしたかった
掴みそこねたこの手は君に届かない
僕は、贖罪を君に 海に墜ちた僕の大切な携子に