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揺りかごの船 :
作詞/jas39 :
1060_35
崩れ落ちてゆく街 果てしなく降り注ぐ 欠片は
青い海も凍らせ 照らす光が白に 染まってく
燃え尽きてしまう熱 繰り返してた春は 来ない
限られた時間では 僕ら全てを乗せて 行けない
どんなに記録を探し回っても 現実は今
掻き集めたのは僅かな希望 未来を託して
宇宙の中 小さな足掻きは 命の本能
何もせずに 諦めきれず 目覚めを夢見て
白い世界 黙して語らず 突き放すように
空に向かい 放たれた矢は限られた数だけ
夜と昼の境目 モノクロだけになった 彩り
生れ落ちたふるさと 燃える影を背負って 輝く
旅立ちに交わすのは 対で目覚める嘘の 約束
赦してくれなくても 揺りかごの船になる 覚悟
どれだけ技術を集めてみたって 現実は今
命を繋いで希望を眠らせ 未来を目指した
生身を捨て タネを見守る 命の揺りかご
眠る姿 アダムとイブ達 目覚めを信じて
星の世界 さまよい探した マシンの僕が
止めた時間 解いた瞳には 人では無いけど