(1)
教室の扉の向こうで誰かが囁く ：
作詞/ウェル ：
1053_641-642
「誰かが幸せならいい」
そう言ってキミは自分を傷つける
身体中の傷よりも
キミの心の方が傷ついてんだ
理不尽な要求にも
笑顔絶やしたことなんてないよね
ぶつかるのが怖くて
障壁越しに皆と接してるんだろ？
いつもキミは唇を噛み締め その先の言葉を呑み込んでしまうんだ
嫌われることは怖いかな 確かに怖いかもしれない
今日もキミは笑顔を振り撒き 心の中で涙流しているんだ
嫌われたっていいじゃん 教室だけが世界じゃないんだよ
さあ扉を開けよう
「大嫌いなんだ自分が」
そう言ってキミは自分を慰める
自分を捨てたフリして
傷つく自分から目を逸らしてる
舐めきった要求にも
当たり前のように引き受けてさ
傷つけるのが怖くて
及び腰で皆と接してるんだろ？
だからキミは涙を堪えて その先の言葉を我慢してしまうんだ
ぶつかることは怖いかな 確かに怖いかもしれない
だけどキミは充分戦ったよ 好きなだけ泣いてもいいんだ
伝えたっていいじゃん つらいよって言えばいいんだよ
きっと皆分かるよ
ずっとキミは一人生きてさ その先に進むことも出来なかったんだ
恐れることはないよ 今の方がずっとつらいんだよ
そしてキミは今後も笑うよ 傷つけ合いながら笑うんだよ
傷つけたっていいじゃん 仲直りっていうのがあるんだよ
さあ心から笑おう