(1)
理想郷症候群 ：
作詞/帽子 ：
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揺るぎないゆりかごで ただただ駄々をこねる日々
したいは死体に成り下がり やりたいを投げやりに
何事もありませんように
そう願う内に 心は 殻にこもる事を覚えた
そうして夜は明けるけど 寄り添う相手もいない日々
個性のないユートピアを求め ただ誰かになりたかった
分かり合う分からず屋 ここからここと線を引き
孤独は孤高に成り上がり 独白を白銀に
夏の陽にあたりたくないよ
そう嘆く内は 心の 皮が剥ける事もないから
そうして冬は近づいて 行き交う流れに混ざれずに
惰性の中ユートピアを求め ただ何かをなしたかった
どうして 声はむなしくて これならどうだと一人相撲
焦りの中ユートピアを求め ただ確かなものが
そうして夜は明けるけど 寄り添う相手もいない日々
個性のないユートピアを求め ただ誰かになりたかった