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ゆうしゃは まおうのいぬを やっつけた！ ：
作詞/944スレ205-206 ：
944_205-206
蔑まれて傷付いて 無くした分類に 悔しんで縋りついて 名前を付けた
勝手な妄想で 作り上げた虚像に 誰もが憐みの 目を向けたんだ
石投げて恐れて 疲れたその地位に 何時何処でこの正体 明かそうかと悩む
勝手な皆様が 作り上げた虚像に 僕だけが卑屈な 目を向けていた
僕の名前を呼んで 僕に名前を付けて
偽物の虚像を もう騙らせないで
僕は同じ体温を 僕は同じ内臓を
本物の皆様と 持っているんだと叫ぶ
苦しんで欲しがって 愛した分類に 絡め取って囲い込んで 名前を付けた
勝手な妄想で 作り上げた虚像を 君だけが受け止めた 世界に色が付いた
首輪付け餌与え 独り善がりの地位に 何時何処でその存在 逃げ出すのかと恐れ
勝手な主人が 泣き叫んでいるのなら 君だけが卑屈だよと 笑って頬を舐めた
僕が名前を付けた 僕が名前を呼んで
本物の体温を 今手に入れたのなら
僕は違う涙を 僕は違う思考を
偽物の虚像に 別れを告げたのだと笑った
振り翳されようとする 不幸と言うものは 疑っちゃうような強制力を以ってさ
誰もに平等に襲う 僕だって君だって まだ、さようならはしたくないんだ
誰かが名を付けた 誰かがそれを使う
大切な君が鳴く 赤く咲く花の中で
僕は違う涙を 僕は違う痛みを
この頑丈なだけの 内臓に記憶したんだ
誰かが名を作った 僕が名前を騙った
虚像を本物に 絶対の汚物になる
僕は違う体温に 僕は違う心に
虚像を本物に変えた 誰もに殺される勇気を得た