(1)
夜明け、不確かな存在も :
作詞/あとおとえ :
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もしも長すぎた夜明けの朝日が黒かったなら
君の体は見えなかっただろう
深い暗闇と一つの光に踊った熱も
幻想だったと知らされるのだろう
実態のない想いを重ねて
バランスを崩したりもした
ただ二人で空想の積み木を
美しい城に化けさせる
ただそれだけの為に
足音を立てながら少しずつ忍び寄る恐怖に
耐えられなくなったのは僕の弱さのせいかもしれない
それでもただ受け入れてくれた君の持つ強さに
闇雲に縋りながら軽い嫉妬を覚えたこの僕も
液体の向こう側に映り込んでいた 朝