(1)
ネガティブテディベア ：
作詞/ゐそ ：
909_56
泣いてたんだ 卑怯な手を使って 嗤ってたんだ 罪悪感に潰されて
本当なんて 僕の中には無かったから 空っぽの体に 無理矢理君を詰め込んだ
綿の詰まってない つまらないぺたんこのテディ・ベア
こんな愛されない 僕を作るならせめて 焼いて灰にして
最期を君が看取ってよ
空っぽのテディ・ベア 寂しさを叫ぶハートに 光るダイアを埋め込んだ
空っぽのテディ・ベア 突き刺さるダイアの破片に ハートを傷つけて咽び泣いた
苦しんだんだ 自分に潰されて 憎んでたんだ 誰も理解できなくて
心なんて 僕の背には無かったから 空っぽのアドレスに 知らない番号を入れた
結び目の緩い 適当なボロボロのテディ・ベア
こんな半端な 僕を作るならせめて 破いて壊して
最期は無かったことにしてよ
空っぽのテディ・ベア 見つからない四葉のクローバー 三つ葉二つ使って偽装した
空っぽのテディ・ベア 三つ葉切り裂いたスペードを 三つ葉と見比べて膝をついた
幾らいくら虚勢張って 誰かを傷つけても
空っぽの体は埋まらなくて
幾らいくら威嚇して 誰かを引き裂いても
空っぽのハートが罅割れるだけで
空っぽのテディ・ベア ダイアで傷つけたハート 漏れ出す赤い命に咽び泣いて
空っぽのテディ・ベア スペードで切り裂いたクローバー 手離した平和を懐かしんだ