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リスと栗 :
作詞/荒巻本沢 :
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生い茂る森をさまよい歩き疲れ果てた 限界だとこぼすリス
自称うつが流行りの世にお似合いの倦怠感
ぽっかり空いた抜け道をめざとく見つける飢えた 嗅覚するどいリス
昨日まではなかった刺激どこにあるかわからないものね
分かってる 危ない橋だと 幸せは堅実な日々からと
渡りきった 先にある栗を 一つ食べたら終わりにするから
私は今きっと疲れてるだけ そんな目されたら理性も吹き飛んでく
大きな栗を見つけたリスは 舐めまわして食べ尽くしてまで 本能さらけ出す