(1)
扉の奥のそら :
作詞/ゐそ :
867_68
冷たく閉ざした扉の奥の世界 扉を開けてそこへゆきたい 出来るものならば
逆さまの満月が唄う子守唄を 口ずさみながらそこで眠りたい 出来るものならば
黒い太陽を白の宇宙が抱き込んで 海を滲ませるその光景を 暫く 忘れていたようだ
さあ 目覚まし時計のベルが響く 時間だ
君の扉は閉ざされたまま 迎えに行こうか
出られないのなら この鍵を以て開いてみせよう
扉を抉じ開けて 覗き込む世界は
暗い穴
世界の眠りを知っても 否定する 否定しよう 拒否しよう
また巡る