(1)
メンヘラ彼女 ：
作詞/279 ：
858_16
ねぇ
こないだ君が見せた腕の傷 どうしたんだい
やけにリアルだったんだ 君がそういうことする奴だとは思わなかったから
ねぇ
こないだ君の側に寄り添った 彼が犯人(ほし)かい
普段優しい顔してる 君が不機嫌そうでさ この僕がゾッとしちゃったから
気付かなくて悪かった
古傷もあっただろうに
無理をするなと言っときゃよかった ごめんね
ああ
机に置いてあったカッターが 濡れてた問題
水で洗ってあったんだ そんな辛いのだったらこの僕に打ち明けりゃ良いのに
ああ
雑誌に隠されてた名刺には 文字の残骸
裏に何か書かれてた 消して読めない訳では無いけれど信じたくなかった
気付かなくて悪かった
その傷は痛むだろうに
むず痒いのは死ぬほど分かるよ だけどね
その傷は掻き毟らない方がいい