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女傘の感情論 :
作詞/規制用6スレ446 :
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私が貴方と出会ったのは とても混雑したコンビニ
他の人達と同じように貴方は雨をおそれて
たくさんの同じ傘が並んだ棚から
貴方は私を選んでくれた
コンビニを出てからすぐに
貴方は私を開いてくれた
だんだん雨が強くなっていく
貴方のズボンの後ろ側が濡れていく
ごめんね もっと大きくできないの
嗚呼 私は貴方を完璧に守れない
お願い 風さん雨さん
少しでもいいから弱くなって
そしたら貴方を敵から守れる
それだけで私は嬉しいの
私が現在いる場所は 玄関先の箱の中
朝のニュースが言うには「今日は晴れるでしょう」
たくさんの荷物抱え慌てた様子で
貴方は私を通りすぎてく
そうよね 雨が降らないんだもの
嗚呼 私は貴方に必要とされない
お願い 天気予報さん
嘘でもいいから雨だと言って
そしたら貴方の強い手に握られる
それだけで私は嬉しいの
そうよね 所詮私は物なのよ
嗚呼 私は貴方に想ってもらえない
お願い あいつを壊してよ
貴方が持ってきた立派な傘を
そしたら貴方の傘は私だけ
それだけで私は嬉しいの
お願い 私を壊してよ
貴方を護って死んでいきたい
そしたら貴方に悲しんでもらえる
それだけで私は嬉しいの
それだけで私の恋が開く(ひらく)の