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3月のトンボ :
作詞/279 :
se01_134
どこか飛んで行った まるで似合わないトンボ
胸の奥がセメントで塞がれた
そんな気がした
雨は上がったけど 震え止まらない正午
壁の隙間 君だけが生きていた
時が動いた
ペンキの慰めじゃ 到底分かりあえそうにないから
あの香りで 全て終わらそうとする
そんな僕が憎い そんな僕が悪い
どこか遥か彼方 夢を追いかけるシャドー
腹の虫が地響きで消え去った
そんな気がした
礼儀の魔の手には 全然乗りたいと思わないから
嗚呼余計に カナシ涙あふれてく
ペンキの慰めじゃ 到底分かりあえそうにないから
あの香りで 全て終わらそうとする
そんな僕が憎い そんな僕が悪い
そんな僕が古い