(1)
しろとくろ :
作詞/hachio :
791_58
天を仰げばいつも 雲が空を隠すよ
僕の心溶かすように 雨を降らしていた
黒く汚れればつまり どんな色を混ぜても
綺麗な羽になれずに しるべを失くしていた
白い雲が ただひたすらに
黒い町の 狂気暴いていく
僕らはこのまま 黒に染められて
羽ばたく痛みに耐えかね
鮮やかな空に けがれ無き白を
憧れ続けて 失う
そのまま堕ちてく
誰かが不意に叫んだ ナイフの様な鋭さ
不実な黒い言葉は 風がかき消した
なのに風は 時折運ぶよ
リンゴみたいに ここに刺さっていく
この町はいつか 忘れ去られてく
僕らに選択肢はない?
もう一度空を羽ばたけるなら
白い世界を泳げるなら
黒でもいいかなぁ