(1)
耳袋 :
作詞/にんぢん :
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真夜中 雨の降る夜 部屋に充満しているのは
雨の音と 彼女の泣き声 映画みたいな 終わり方なら
二人はとうに 他人同士かい
僕の話じゃないけれど 誰かに聞いた話だけど
夕暮れ 夕焼けの日に 心にそっと囁いたのは
ノスタルジーと 焦燥感か 絵画みたいな 帰り道なら
きっと走って 家を目指すよ
誰かを探して 探して 半べそかきながらだけどさ
ひたすら走って 走って 僕は何かを溜め込んでゆく
冬眠前の穴熊みたいなね
僕の話じゃないけれど 僕が集めた話だけど
木漏れ日 ページをめくる その音だけが袋に溜まる
少しの眩しさ 暖かな午後 小説みたいな プロローグなら
僕はこのまま 瞳を閉じるよ
少し 楽しんで もらえたのなら