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亡骸が残したもの :
作詞/279 :
689_170
雲 飴玉のにおいはハートを描く 君に3秒で届く
空 耳鳴りがしないからビールを入れる 腹に3秒で流す
虹 ため息が白くてプールに溶かす 君に3行で伝え
僕 旅人の背中にコートを渡す すぐに3行で流す
目覚めた 亡骸はもうなかった 誰の物でもなかった
あちこちに開いた穴 どちらに投げ捨てようか
目指した 音が途切れてなかった 誰も踏み入れなかった領域へ
色 汗ばんだにおいがシーツに染みた 君を3重に包む
愛 心臓の真ん中のシールを剥がす 声を3重にしつつ
目覚めた 亡骸はもうなかった 誰の為でもなかった
あちこちに開いた穴 どちらに投げ捨てようか
目指した 音が途切れてなかった 誰も踏み入れなかった聖域へ