(1)
おおきな古箪笥 :
作詞/ラッコのおじさん :
504_45
おおきく立派な古箪笥 おばあさんの箪笥
百年 いつも働いていた ご自慢の箪笥さ
おじいさんと 出会ったときの 思い出の箪笥さ
いまは もう動かない その箪笥
百年 過ぎ去りし 日々の記憶
おじいさんと いっしょに 歩いた道も
いまは もうアスファルト 面影もない
何でも知ってる古箪笥 おばあさんの箪笥
可愛い子どもがやってきた その日も働いてた
うれしいことも 悲しいことも みな知ってる 箪笥さ
いまは もう動かない その箪笥
5、6年ごとに 模様替えを
おじいさんといっしょに 箪笥を「よいしょ」
いまは もう動かない その箪笥
真夜中に呼び鈴が鳴る おじいさんの声が
玄関のほうから聞こえた そんな気がしたのさ
天国で笑うおじいさん おばあさんのそばへ
いまは もう動かない その箪笥
百年 変わらない 二人 想い
おじいさんといっしょに 空へ 向かう
いまは もう動かない その箪笥