(1)
美浜町 :
作詞/カリバネム :
427_2
跨り損ねた自転車が カフェオレの上を運んでく
思い出の影を追いかけた 気づけば一人になっていた
小さな命が散らかった
それでも夜風に溶けながら
美浜町 泣いたり笑ったり
ぐしゃぐしゃになって喜んで
全てが今とは違ってた 一つも思い出せなかった
幼いポッケに鈍色の 欠片を山ほど溜め込んで
心のガラスが割れた日に 呼吸も忘れて組み立てた
まんまる世界はグロテスク
ちょっとだけ遅く 日が沈む
美浜町 逃げても隠れても
いつかは悪魔に廻りあう
灯りが点くまで犯された それしか思い出せなかった
美浜町 生まれ変わった場所
ぐしゃぐしゃになって喜んで
全てが今とは違ってた 一つも思い出せなかった