(1)
おるすばん :
作詞/74スレ358 :
74_358
きょうは ひとりで おるすばん
おやつが あるから だいじょうぶ
てれびを みながら おるすばん
ごはんも あるから だいじょうぶ
ゆうがた ひぐれて おるすばん
つよいこ だもんね だいじょうぶ
つきよに ひとりで おるすばん
こわくは ないんだ だいじょうぶ
はやく かえって こないかな
ぼくは いいこに してるから
はやく もどって こないかな
ここで いいこに してるから
にゃー にゃー ぐるる
にゃー ぐるる
(1)
雨の日 :
作詞/一(にのまえ) :
74_354
今日も鉄街には 腐った雨が降る
猫は怯えて 裏路地に隠れ込む
人は傘を差し 群れへ消えていく
鳴り止まない轟音
止まらない車は曲がり道
カーブしないで そのまま
ガソリンが火を高く
人の群れ 平然と歩く
歩道を埋める傘の花
自販機でコーラを買って
一気に飲み干し
また仕事へ戻る
雨はまだ止まない
(1)
終り :
作詞/一(にのまえ) :
74_350
腐って地に落ちた赤い実を
拾い上げて手に取った
蛆が湧いてて臭い立つ
青い空に赤く栄えて
世界の終りの歌が響く
叫ぶ 猿が 唸る デカく
叫ぶ 空が 唸る 高く
腐り始めた赤い実の
臭いにたかるハエの群れ
腐り始めた上空の
色はいつも群青色
あぁ あぁ あぁ
崩れる 形留めない
あぁ あぁ あぁ
崩れる 終りだ
(1)
ゆるやかな死 :
作詞/一(にのまえ) :
74_349
時間は気付かないうちにも
過ぎ去り加速して行くから
常に集中して感覚を研ぎ澄ましていないと
直ぐに置いていかれちまう
徐々に流れは勢いを増し
ゆるやかに死に向かって走る
今この時間も一分一秒が生きていて
無駄に食い潰していると
あっという間に天国へ
ゆるやかに 死に向かって
ゆるやかな カーブを曲がり損ねて
ゆるやかに 死に向かって
ゆるやかに 時間を消費していく
生きている 今ここに存在している
徐々に過ぎて行く 残り時間が減っていく
ゆるやかに 死に向かって
ゆるやかな カーブを曲がり損ねて
ゆるやかに 死に向かって
ゆるやかに 時間を消費していく
ゆるやかに 死に向かって
ゆるやかに 地に飲み込まれて
穏やかな 時間は過ぎ
ゆるやかに 僕等は死んでいく
(1)
イカロス号 :
作詞/つまだ :
74_344<>74_345
低空風を切って
襟足をなびかせて
上昇気流のって
ヤツは雲を突き抜けて
成層圏で円を
描いた先に見えた 白い 月
きっとプロペラ機
イカロス号
今 月の影になる
水星までも
超えてゆくよ
溶けない翼は"自由"