(1)
インサートララバイ :
作詞/76スレ40 :
76_40
鼻をほじる時 なんでか分かんないけど
口がぽかーんと 開いてるの
間抜けな行為に さらに間抜けな顔で
人には見せられない
あと少し もう少し 時間をかけてほじりたい
あと少し もう少し 人差し指が長ければ
気持ちよく 光の速さでほじれるのに
(1)
きみからの手紙 :
作詞/76スレ14 :
76_14
近頃疲れて いるようだけど
お体お変わりないですか
南の島の きみから届く 太陽色の封筒
私じゃお話 聞けないけれど
ご無理はしないでくださいね
がんばってって きみの字書いた ウサギ柄ポストカード
あなたの好きな 新幹線 今はパンフでごめんなさい
きっと気に入るはずだから 元気を出してねステキでしょ?
オレンジ色の 新幹線 いつか2人で乗りたいな
きっと気に入るはずだから 南部を2人で旅しよう
そんなきみの優しさが 心に染みる夜でした
早くきみに会いたいな 心飛ばした夜でした
(1)
ねぇ :
作詞/76スレ12 :
76_12
ねぇ こんなに痛いのに
人は何故どうして
それをやめないの
ねぇ チクッと刺さる事に
慣れる日は来ないのに
気づけば求めてる
あなたの顔をよく見ても
分からないの
どうして こんなに愛しいのか
新たに出てきては何度も
頬にそっと残る
感触だけが リアルで
痛いのよヒゲが
とってもとっても
だけどこれが無いと
不安になるの
痛いのよヒゲが
剃っても抜いても
次の日には生えて
私を悩ませる
(1)
パレットナイフ :
作詞/75スレ55 :
75_55
消去法で紡ぐ日常は、睡眠薬の利かない僕には出来すぎた痛みであり、
ペンナイフを頬に当ててみて、君が何か言うのを待ってみただけ
焼き増した記録的な映像は、眩い光で綴られた僕のいらない場所
明日が来れば、きっと全部終わる
文字のない紙面に映る、曖昧な日々
刻みつけた机の上 何度も描いた理想
九番目の曲が流れて、そのまま目覚めないよ
無意識に嘘を吐いては、被害者を装った
ヤな事ばかりで目を伏せてたから、
照らしてくれた事にも気付けなかったんだ
頬に当てて、軽く引いた
文字のない紙面に、君がいた
(1)
鳥 :
作詞/75スレ31 :
75_31
風を切り空に舞う
傷付く事も知らないで
でも誰も知らなかった 飛び続ける苦しみを
飛ぶ事が怖くなった だから飛ぶ事を止めた
何もかも傷付けては修復し
そんな日々も続く筈も無く
息を切らせ風を切りながら
また空を翔る日が来るんだ
嗚呼どこに消えた
沢山居た鳥たちよ
この世に神が居るのなら 私は神を憎むだろう
歩む苦しみを教えた貴方 私は貴方を否定する
何もかも失っては求めて
単純な日々は延々と続く
飛ぶ事の楽しみを知った
でも飛ぶ事は出来なくて
神を否定したあの日
私は飛ぶ術を失った
私を否定した神様は
今も空で笑っている